仕事算 まとめ

2020年9月7日

仕事算は中学入試ではよく出る問題だけど、SPIでも出題されることがあるんだ。
ポイントは全体の仕事量を仮定して、単位時間当たりの仕事量をもとめることだよ。
言葉だとわかりづらいと思うから、実際にやってみよう。

そうですね。
お願いします。

太郎君と花子さんの仕事にかかる時間が分かっているね。
次に、それぞれが単位時間あたりに行う仕事量をもめられるかな?
この問題では単位時あたりとは1分あたりということになる。

1分あたりの仕事量を求めたいんですけど、具体的な仕事の量が分からないから。困ってます。

全体の仕事量が与えられているわけではないから、全体の仕事量を仮定してあげるんだ。
これが仕事算のポイントだよ。

そうはいっても、どう仮定したらいいんですか。

方法は2つあるんだ。
具体的に見ていこう。

一つ目の方法は全体の仕事量を"1"とする方法だ。
今回の場合だと1分あたりに太郎君と花子さんが、全体のどれだけの仕事をするかがわかればいいんだ。

そうなんですね。
太郎君は1分あたり全体の1/20、花子さんは1/30の仕事をすることがわかりますね。

だから、2人では1分あたり1/12の仕事をすることになりますね。
1分で1/12だから、全体を終えるには12分の時間がかかったことがわかります。

そうだね。調子がいいね。
次はもう一つの方法だね。

この方法では全体の仕事量をかかった時間の最小公倍数とします。
これは計算を簡単にする目的があるんだ。

そうですね。
分数が出てこないだけ、すっきりした感じがありますね。

この方法だと暗算でもできそうですね。

仕事算

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